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肺炎になったら
2007 / 12 / 27 ( Thu )
肺炎については前回書きましたが(更新がかなり遅くなってしまいすみません)もし、肺炎になってしまったら、どうするか書いてみます。

肺炎の治療
治療は、気管支炎同様、原因菌に対して抗生剤の投与や、痰を出しやすくする薬、咳がひどい時は咳止め、解熱剤などが出されます。基本的には入院治療になると思いますが、症状が軽い場合は外来通院治療も可能です。

入院すれば、点滴治療で水分補給や、吸入をして痰を出しやすくします。

呼吸困難がある場合は、酸素吸入をします。
酸素吸入は子供の大きさや活動状況によって、酸素テントや酸素マスク、鼻だけにチューブで酸素を送るものなどがあります。小さなお子さんの場合は、大きな酸素テントにお母さんと一緒に入れるように工夫します。(これは病院の設備によって違うかも知れません。)

肺炎の看護
自分で痰を出せない小さな子供には、看護婦さんが痰の吸引をしてくれると思います。痰の吸引は母親が見るとかわいそうに思うかも知れませんが、痰によって空気の通る道が狭くなっている場合は、息苦しくなり、呼吸がし辛くなります。特に自分でうまく痰が出せない赤ちゃんや小さなお子さんには重要なケアの一つです。ある程度大きなお子さんは、吸入の後、座らせて背中を軽く叩いてあげるとスムーズに痰が出やすいです。

咳がひどい場合は食事は消化がよく食べやすいものがよいです。一度にたくさん食べると、咳こんだ時に吐いたりするので、少しずつ与えるとようでしょう。

室内は一定の温度に保ち(気温の変動で咳がでやすい)、加湿します。

体力を回復するために安静にする。

子供が入院した場合は、家族中が大変になりますね。子供にお母さんが付き添うと、お父さんは家事やほかの子供の面倒を見ながら、仕事に行って。おばあちゃんや知り合いの方の協力が重要になってきます。病気の子供は、それだけ心細いものです。お母さんの支えが一番です。

おうちで様子を見る場合は、いったん下がっていた熱が再び上がったとか、薬を飲んでるのに咳がおさまらず、顔色も悪いなど、変わったことがあったら早めにかかりつけ医に診てもらいましょう。


11 : 43 : 18 | 肺炎 | トラックバック(0) | コメント(0) | 家庭の医学 top↑
子供の肺炎
2007 / 12 / 15 ( Sat )
今年はインフルエンザが早くも流行しています。しかも、今まであまり流行しなかったAソ連型のインフルエンザが多いといいます。このAソ連型は今まで北海道で流行することがあったようですが、本州ではあまり流行がなかったので本州にはこのインフルエンザの免疫を持っている人たちが少なく、大流行が予想されているようです。

ますます、予防が大事になってきますね。手洗いうがい、マスクの使用など予防していきましょう。全国のインフルエンザの流行状況は国立感染症研究所感染症情報センターのインフルエンザレベルマップで調べることができます。

今回は、子供の肺炎についてです。

肺炎とは、さまざまな原因で肺に炎症がおこった状態です。

肺炎の原因

細菌、ウイルス、マイコプラズマ、クラミジア、真菌など。
アレルギー性の肺炎(夏季型過敏性肺炎など)
揮発性の物質の吸入、誤嚥など。

細菌性の肺炎
一般に肺炎は風邪症状から始まり、間もなく高熱、咳や黄色い痰、呼吸困難、顔色が悪い、脈が速くなる。などの症状が出てきます。乳幼児では、嘔吐や下痢、けいれんなどがあるときもあります。不機嫌で元気がなく、食欲も低下して脱水になることもあります。

重症の肺炎になると肺に膿瘍ができたり、呼吸困難で人口呼吸器をつけたりすることもあります。特に生まれて間もない赤ちゃんは重症になりやすいので注意が必要です。

ウイルス性肺炎
インフルエンザウイルス、麻疹ウイルス、RSウイルスなどの感染で起こります。肺炎の中では比較的症状も軽くて済みます。
症状は、いろいろで、高熱と激しい咳が1週間以上つずく物から微熱と軽い席で終わるものまでさまざまです。冬に多く、乳幼児がかかりやすいです。この肺炎に細菌がついて二次感染を起こすと細菌性の肺炎になります。

マイコプラズマ肺炎普段元気な年長児や、若い成人にも多い肺炎です。秋から冬にかけて流行します。集団生活で感染することが多く、発熱で発症し頑固な乾いた咳が長引きます。咳は、夜間や寝る前にひどくなります。

大人は軽くすむことが多く、5〜10歳の年長児は嘔吐や下痢、脳炎など他の症状が出ることがあります。

クラミジア肺炎
クラミジア・トラコマティスは性病の一種です。クラミジアに感染した妊婦から生まれた赤ちゃんの一部が肺炎を発症すると言われています。大人では稀です。
鼻水や結膜炎、咳で発症し、喘鳴や呼吸困難がおこることもありますが、多くの場合は熱はなく全身状態は良いです。

真菌性の肺炎
カビによる肺炎ですが、一般的にはまれです。病気の治療などのよって極端に抵抗力が落ちた人が罹ります。
最近では、カビの一種によってアレルギーを起こし、夏型過敏性肺炎の原因となることが知られています。

この他にもベンジンや灯油など小さな子供が誤って飲み込んだ場合、逆流して肺に吸引すれば肺が炎症を起こし、重度の肺炎を起こします。


このように、子供の周りは肺炎の原因となるものが一杯です。中でも風邪が原因となって肺炎になることが多いので、インフルエンザ同様、風邪の予防が大事になってきますね。

風邪の後になかなか熱が下がらない、咳が長引く時は早めにお医者さんに掛かりましょう。






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気管支炎
2007 / 12 / 04 ( Tue )
気管支炎

気管支炎とは、空気が通る道である気管→気管支→肺の気管支の部分に何らかの炎症が起こることです。炎症の原因は、風邪やインフルエンザといったウイルスに感染した後に起こることが多く、細菌感染や埃、刺激性のガスなどを吸い込んでも起こる事があります。

気管支炎には、急性気管支炎と慢性気管支炎がありますが、子供の場合は急性気管支炎がほとんどです。

慢性気管支炎は、咳や痰が2年以上続き、冬季には3ヶ月以上ほぼ毎日痰が切れない状態という定義があります。慢性気管支炎の多くは、中年以降のタバコを吸っている男性です。

今回は、急性気管支炎について書いてみます。


気管支炎の原因
ウイルス
アデノウイルス、RSウイルス、インフルエンザ、麻疹(はしか)ウイルスなど

細菌
百日咳菌、肺炎球菌、インフルエンザ菌など

ウイルス感染の後に二次感染として細菌感染がおこることが多いです。

アレルギー性

化学物質(環境汚染物質)

誤嚥(ごえん)

急性気管支炎の症状
咳、鼻水、発熱など風邪症状の後に痰が絡んだ咳がでます。初めは、乾いた咳が出ていても次第に痰が絡んだ咳になり、咳だけがいつまでも残る事があります。小さな子供は、もともと気管支が細いので、痰が切れにくく、ゼーゼーという呼吸音が聞こえることもあります。細菌に感染しているときは黄色い痰が出ます。小さなお子さんは、咳がひどくなると吐いたりすることがあります。

気管支炎の治療
・咳止め
・気管支拡張剤
・去痰剤
・細菌感染の場合や二次感染の予防には抗生物質
など症状に合わせてお薬が出されます。


家庭でのケア
・風邪やインフルエンザ同様安静にすることが一番です
・痰を出しやすくするため水分はこまめにとりましょう
・食欲が出てきたらのど越しの良い柔らかい食べ物を与えましょう
・室内は暖かくし、加湿もします(湿度は50〜60%を目安に)

小さなお子さんの場合は、細気管支炎や肺炎に移行することもあります。また、ひどい咳こみがなかなかおさまらない場合は、百日咳かもしれません。

百日咳は気管支炎と間違われることもあるようなので、予防接種を受けたかどうか把握しておきましょう。

どの病気も予防が大切です。百日咳は予防接種により減少していますが、今年どこかの大学で学生が集団感染したというニュースもありましたね。未だになくなっていないといううことす。
予防接種で防げる病気は防ぐようにしましょう。
17 : 27 : 40 | 咳の出る病気 | トラックバック(0) | コメント(0) | 家庭の医学 top↑
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